午後の部 13:10~15:00

      

   「難波宮跡を訪ねて~歴史散歩」

            

            大阪文化財研究所 学芸員 積山洋 講師

 

 谷町四丁目のNHK1階アトリウムに集合。

難波宮に行く前に、集合場所のすぐ南にある古墳時代の倉庫群の

話と、復元建物(倉庫)の説明がありました。      

信号を渡り、難波宮へ

 難波宮には前期と後期があり、飛鳥時代に造営され大化の改新がおこなわれた「前期難波宮(難波長柄豊崎宮)」と聖武天皇の命令により726年(神亀3年)から造営された「後期難波宮」があると

発堀調査で史跡が確認されています。

 地表より一段高く、石造りで基壇 を示すものが、「後期難波宮」

(8世紀)一段低くして赤いタイルを敷き、赤い御影石で柱位置を示すものが、「前期難波宮」(7世紀)となっています。

また、史跡の中央北よりには、天皇が国家の公式行事を行う際

使用したとされる「後期難波宮」の大極殿が復元されています。

その後、敷地内の周辺の史跡の位置確認をして、難波宮の調査

事務所の展示物を見学した。

 

日頃、大阪も昔は都だったのだ、としか思っていなかった難波宮でしたが、積山講師の丁寧な解説によって、難波宮の成り立ちや歴史を深く理解することができました。

ありがとうございました。

 

             前期難波宮 八角殿院
             前期難波宮 八角殿院
 法円坂遺跡
 法円坂遺跡
 後期難波宮   大極殿復元
 後期難波宮   大極殿復元
回 廊 遺 跡
回 廊 遺 跡